熊本県、感染症の犬10匹処分 「レプトスピラ症」疑い

 熊本県は16日、県内の保健所で保護した犬や猫を収容する県動物愛護センター(熊本市東区)で犬の感染症が発生し、10匹を殺処分したと発表した。県健康危機管理課によると、人にも感染の可能性がある「レプトスピラ症」の疑いがあり、確定検査している。

 同課によると、県御船保健所が1月19日に保護した犬18匹のうち、2月14日までに6匹が死んだ。いずれも下痢や嘔吐[おうと]、黄疸[おうだん]などレプトスピラ症の特徴があり、獣医師が14日、家畜伝染病予防法に基づき県家畜保健衛生所に疑い事例として届け出た。

 センターは、同じ集団で症状が出た10匹を殺処分し、残る2匹は経過を観察している。

 レプトスピラ症は主にネズミを媒介とする細菌感染症で、人が感染した場合は発熱や頭痛など風邪のような症状が出る。(太路秀紀)

2018年2月17日付 熊本日日新聞  引用