お掃除犬「いくら」と子供たち 台風19号の爪痕残る海岸を清掃

白い砂浜が広がる黒潮町(高知県)の入野海岸で活躍するお掃除犬「いくら」(雌、9歳)が15日、地元の小学生と浜辺を清掃した。いくらは、ペットボトルを口でくわえて回収する作業を5年以上続け、回収数は3千本を超えている。子どもたちはいくらを「先生役」に、故郷の美しい海の大切さを学んだ。

 

田ノ口小学校の5、6年生15人は、町のことを詳しく学ぶ「ふるさと科」の授業の一環で参加した。

台風19号の高波で海岸には、ペットボトルや流木、ゴミが打ち上げられていた。子どもたちはいくらと白い砂浜を歩いた。いくらがガリガリと音をたててペットボトルをくわえると、子どもたちも「すごい」などと言いながら、負けないように砂浜に散った。

30分ほどで空き缶やプラスチックゴミが約10袋分集まった。6年の矢野美沙希さんは「ゴミが多いのにびっくりした。いくらは毎日、すごいことをしているんだと思った」と話した。
(笠原雅俊)

Sippo 10月20日 引用