犬40匹が「原因不明の嘔吐や下痢」、死亡例も ノルウェー

ノルウェーでここ数日、犬が原因不明の嘔吐や下痢に見舞われる事案が相次いでいる。同国の食品安全庁(NFSA)によると、これまでに最大で40匹が同様の症状を発症し、そのうち数匹が死亡したという。

最初の症例は首都オスロで確認され、その後、少なくとも13の他の町でも同様の症例が報告されている。

NFSAのオーレ=ヘルマン・トロネルド報道官は、ノルウェー放送協会(NRK)に対し、この謎の病は「犬にとって非常に深刻なもの」とみられるが、「これが感染によるものなのか、あるいは個別の症例が連続しているに過ぎないのかは、まだ分かっていない」と述べた。

ノルウェー国立獣医学研究所(NVI)によると、死亡した犬を解剖した結果、2種類のバクテリアが見つかっているが、死因かどうかは分かっていない。

NVIの複数の病理学者は、3匹の犬に腸内出血を認めた。こうした症状を引き起こすことで知られる、サルモネラ菌感染や殺鼠剤中毒の可能性はないという。

NRKは、犬25匹が同様の症状で死亡したと伝えている。一方、NFSA側はこれを確認していない。

隣国スウェーデンでも、ノルウェーのトロンハイムで開かれたドッグショーに出場した犬が獣医病院に搬送されたと、同国紙GTが報じている。

ノルウェー当局は、他の犬との接触を避けるため、飼い犬にはリードを付けておくよう呼びかけている。

BBC News   9月9日  引用