初めて豆柴を飼う方へ

初めて犬を飼う方へ

犬はたくさんの事を学べる動物です。 盲導犬、聴導犬、探索犬、警察犬、など耳慣れた犬の仕事ですが、どの犬にもこの仕事を出来る可能性を秘めている訳です。
しかし悲しいことに、この世の中には犬と人間の間でたくさんのトラブルも起きています。
飛び出しなどによるトラブル
★飛び出したゴールデンレトリバーが自転車に乗っていた女性に衝突、女性は転倒して左足を骨折。飼い主に82万円の支払い命令が!(2003年の事件)
★ミニチュアダックスフントが吠えかかった男性が転倒、足を骨折。しかし後日、男性は死亡、遺族が飼い主に損害賠償を求め、裁判では転倒と死亡の因果関係 を否定できないとして慰謝料含め約660万円の支払い命令が!(2003年の事件)鳴き声によるトラブル
★犬の鳴き声がうるさいと腹を立て、口論の末、飼い主を刺殺(2003年の事件)
★犬のほえる声がうるさくて不眠症になったとして飼い主に300万の慰謝料を請求(2003年の事件)いたずらによるトラブル
★ベランダで放し飼いにしていた犬が、蚊取り線香に接触し倒してしまい、火災の原因に。
(堺市高石市消防組合ニュースより)
この様な問題を少しでも減らすことができるのは飼い主だけなのです。入り口はほんの小さなコミュケーションから始まります。将来問題犬にするかしないか、初期段階はとても大切なのです。
マンションや公営住宅と言った環境の中でも愛犬の接する時間が少ない中でも、その犬の体力・感覚・運動量・能力・情緒・を理解すれば「飼い主が一番良いトレーナー」となれるのです。無二の伴侶とするためには飼い主にも努力が必要です。
人間が10人10色であるように、犬の個性も10頭10色なのです。
「犬 の育て方」の本に書かれている内容は、お隣の犬には適していても、我が家の犬には不適切な場合も多いものです。 たとえば我が家のMダックスは生後2ヶ月の時、どんな物音にも驚かない犬で、バイクのマフラー音、花火の大音響、家のすぐ横に落ちた雷の音、どれにも何一 つ変わる様子はありませんでした。躾の上でも本に書かれていた様に缶の中に小銭をいれた物を投げて脅かしても、まったく効果なしでした。 「何かしたのかな?」みたいな顔をしているのです。それで試行錯誤していたら悪い事をした時に、瞬時に床をスリッパで思い切り叩いたら、その音だけは効果 的でした。 生後6ヶ月に成長した時に空き缶の中にパチンコ玉を入れた音は、すごく効き目がありました。今も「天罰が当たった」みたいに犬に気がつかれないようにパチ缶を使用しています。
自分の愛犬に適した方法は参考書の中にあるのではなくて、自分の観察力にあるのです。
訓練所に預ければ飼い主は何もしなくても「良い犬になる」と考えるのは大きな間違いなのです。米国で行われた統計によると、「犬を育てた経験のある人のが、自分の子供を上手く躾けられる」そうです。この事はブリュセル生まれの著名な獣医師ジュッセル・ドゥハッスとコレット・ビュイゼールが著書「どうする!うちの問題犬」の中で述べています。
これは、私達が犬から何かを教えてもらっている証拠です。
まず犬を知り、どの様な場合に愛犬がどう反応するのかを、理解しなければなりません。
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犬の学習能力を知れば、しつけはうまくいきます。
犬は老齢になり思考能力が退化し始めるまで、どんな年齢でも学習することが出来ます。 生後8ヶ月の犬は人間の13歳、生後12ヶ月は16歳、生後24ヶ月は21歳、これ以後の犬は1年間で人間の5歳と数えていきます。犬は適切な褒美を使うと最高の学習効果を見せます。褒美は犬が好ましい反応をした2秒以内に出し、継続的に褒美を与えると、好ましい行動は継続しやすくなります。
褒美の価値は、自分の犬にとって何が一番価値のある褒美であるかを探し、それを適切に使用します。
学習は楽しくなければいけないので、毎日2~3回ずつ、犬が疲れないようにします。
犬にとっては肉体的行動よりも、頭を使うことの方が疲れるようです。
学習の順番はおいで、お座り、待て、伏せ、 伏せ・待て の順序で訓練して、ある段階で犬が失敗したら、罰は与えず、その前の段階へ戻ります。訓練を終わ る時には毎回「成功」したもので終わるようにします。犬の名前は注意を引くためにだけ使う。訓練には一言の命令を使ってください。
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犬もきちんと褒めてあげることが大事です。
よくできたときにはきちんと褒めること、これも大事なことです。ご褒美にはこんなものがあります。
.食物
これは一番強力なので、注意深く使いましょう。
.撫でること
社交性の富んだ犬にとって撫でることは非常に強力な褒美になります。
優しく撫でることは犬を落ち着かせる効果がありますが、長時間撫で続けると犬に対して「支配」を示すことにもなり、人の気を引こうとする行動に出て、学習効果はあがりません。
.音声
褒め言葉は有効な方法ですが、実際に使われる言葉よりも声の調子の方が大切です。
好ましい時はなだめるような声の調子を使い、好ましくない時は罰として厳しい口調を使います。
.遊び
遊びはすばらしい褒美ですが、あまりの興奮を伴うために、使用する事は困難です。
.飼い主の関心
群れの指導者として、犬が吠えている時にどなりつけることが、その行動が褒美になっている場合もあります。犬が要求するたびに、ダアマンのごとく開け閉めを繰り返す行動もそうです。これらの行動に対して継続的に褒美が与えられることになるのです。
.かじること
おもちゃや家具や絨毯をかじったりする行為は犬の覚醒状態を緩和する効果があるのです。

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